夫婦で共通の趣味を持つことの大切さ
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30代の主婦です。
夫は同じ歳です。
今年の春から子供が幼稚園に通い始めました。
夫の仕事は勤務時間が変則的で、家で仕事をすることもあります。
なので、日中、夫と二人きりになる時間もできました。
しかしこれといった会話もなくて、結婚してまだ5年目ですが、まるで退職後の老夫婦のような感じなのです。
私は4歳の長男のために兄弟が欲しくて、二人目を早く作りたいのですが、夫のほうにどうもその気がないようです。
前に寝室で夫に「2人目が欲しくない?」と聞いてみたところ、ものすごく嫌な顔をされて、私が基礎体温を測る姿を見るととても嫌がります。
夫としては「自然な形で授かるのが子供だ」という主張らしいのですが、私にはどうも私と触れ合わないようにするための言い訳にしか見えません。
そんなある日、夫のパソコンを使って調べ物をしていた時、ふと前の閲覧履歴を見てみました。
するとアダルトサイトが沢山出てきたのです。
夫の机の引き出しを探ると、アダルトDVDも出てきました。
仕事だから入ってくるなと言いながら、夫が夜中にパソコンを開いていたのを思い出します。
前に現場を押さえた時に注意したのに、またこんなくだらないことをやっているのかと思うと情けなくてしょうがありません。
夫の留守中に書斎を徹底的に調べると、他にもDVDを数点持っていることがわかりました。
どうしても黙っていられなくなり、夫に「アダルトサイトとかいやらしいDVDを観てるなんて恥ずかしい」と注意すると、逆切れされました。
夫が「DVDは全部処分する」と言っていましたが、実際に捨てた様子はありません。
「夫は性欲が強いのじゃないだろうか」「実は浮気や風俗通いもしてるのではないか」「私にはもう興味がないのだろうか」など、次々と不安な考え方が浮かび、私を苦しめました。
あまり深追いをしてはいけないと思い、DVDの件は忘れたふりをしました。
そして、二人目の子作りについても何も言わずに過ごすようにしました。
思えば、夫は仕事以外に楽しみを持たない人でした。
アダルトは、そんな夫が見つけたささやかな楽しみだったのかもしれません。
そういえば、結婚前に夫がやっていたゲームがあったのを思い出しました。
私が「ゲームなんて子供っぽい」と言ってから、段々夫がしなくなり、最近では箱ごと押入れにしまっていたゲームの本体を箱から出してみました。
夫が一番気に入っていたソフトを入れてみました。
街をつくって発展させるゲームです。
説明書を見ようながら、手探りでゲームを進めていると、夫が帰ってきました。
ゲームをやらない私がゲームをやってるのをみて、主人はあっけにとられたような顔をしていましたが、妙に嬉しそうで「そこは○○したほうがいいんだ」などとアドバイスをしてくれました。
その後の食事時も、そのゲームの話になり、めずらしく饒舌な夫と楽しく夕食を囲みました。
またその後の週末には長男を友人宅に預けて、夫婦で食事に行きました。
夫が好きな居酒屋です。
長男が生まれる前はよく二人できていましたが、生まれてから私もあまり飲まなくなったのもあり、4年ぶりでした。
久しぶりに主人とお酒を飲み、主人はとても楽しそうでした。
その後家に帰ったあと、主人の方から「そろそろ2人目をつくろうな」と言われました。
友人に相談したり、本を読んだりした事を試し、自分なりに考えた結論ですが、
夫婦で二人で共通した楽しみを持つことは夫婦関係を活性化させるのではないかと思いました。
また、母親であることばかりに没頭して、妻としての役割を忘れてはいけないとも思います。妻として夫に尽くしていないのに、相手にだけ夫の役割を要求してきた自分。
早いうちに気がつけてよかったと思います。
今後からは夫と上手くやっていけそうです。