職場の人間関係の悩みを解決するきっかけになった私なりのコミュニケーション方法
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リサさん(23歳 女性 兵庫県 ライター業)から投稿いただいた「お悩み解決体験談」です。
ある日所属していた会社から、部署移動を命じられたリサさん。
そこはリサさんよりも年齢層が上の、気の強い女性社員が多い部署。
最初は丁寧に指導してくれた先輩との関係も、徐々に悪化していきました。
職場の先輩達から仕事で無茶な要求をされたり、自身の悪口を言われる毎日。
リサさんは人間関係の軋轢から、ストレスを抱え体調を崩してしまいます。
そこでリサさんはある方法を実践する事でこれらの問題を解決をする事に。
はたして、リサさんの実践した方法とは一体?
お局先輩社員たちを変える事は出来たのか?
ぜひこちらの体験談で結末を確かめてみてください。
私が20歳の頃、高卒入社した職場で部署異動が命じられました。
研修の頃から2年近く慣れ親しんできた部署を離れることに不安はありましたが、少し楽しみな気持ちもありました。
しかし、異動先の部署は「お局が多い」と評判の部署で、平均年齢60代の女性社員が多い部署でした。
20歳で資格もあり、正社員である私に即戦力として活躍してほしい。
そういった期待があるということで部署異動を言い渡されたと知ったのは異動後のことです。
63歳の先輩が指導係として私の担当になり、3か月間丁寧に仕事を教えてくれました。
ただ、仕事量が圧倒的に多いと不満があり、悩んでいました。
先輩社員との価値観の違い、軋轢は徐々に増えていき…
先輩が1~2件の仕事を担当しているところ、私には10件の仕事を教えてくる。
それを3ヶ月で全て覚えてこなせるようにならないといけない。
そのプレッシャーから、ストレスで体調を崩すようにもなりました。
研修期間を終えてから指導係だった先輩は「教えたのに何もできていない。」と文句を言うことが続きました。
上司からは「まあ、覚える量は多かったと思うけど、君を即戦力として育てたいという期待があったからだよ。」と言われ、研修を終えてようやく自分が過剰な量の仕事を教えられたことを確信しました。
先輩方からは「今日も~ができていなかった。」「あの人ダメね。」という私の悪口を不在時、在席時も関係なく言われるようになりました。
そして、「~ができていませんでした。」と不備を箇条書きにしたメモを机に貼られるようになりました。
改善する為に自分にできる事をした結果
どうすればこの人たちの期待に応えることができるんだと嫌気が刺した時、職場での人間関係を改善する策を色々と考えました。
「~ができていなかった。」という指摘に対しては。
「~をしようと思ったのですが、~という理由でできませんでした。
今後はその場合どうすれば良いですか?」という質問を怖がらすに堂々と発言、またはメモに書いて尋ねるようにしました。
「じゃあこうすれば。」というアドバイスは細かくメモをとり、できればそれを実践する。
それでもできないと感じた場合にはまた質問を繰り返すということをしました。
最初は「そんなことも分からないの?」と否定的な態度で返されることもありましたが、「分からないので質問しています。」と堂々とした態度で接するうちに否定的な態度で返されることがなくなりました。
また、私生活での悩み事などを出来る限り積極的に打ち明けるようにしました。
「分かるわ。私も同じことで悩んでいたから。」と共感を得られるようになり、一気に心理的な距離が縮まった感じがありました。
私が質問や簡単なプライベートの話を堂々とした態度で積極的に公開することで周りからの「あの人はダメ。」というレッテルが剥がれていきました。
職場環境の改善に見事成功!
職場の人間関係での悩みが改善されて以降、仕事内容にも変化が生じました。
上司から私の得意分野の仕事を専属で頼まれるようになり、これまで完璧にこなそうと頑張っていた全ての業務を担う負担がなくなりました。
目の前にある仕事を片付けて定時で帰宅できる日も続き、疲れと睡眠不足も改善しました。
現在はその職場を退職し、スキルアップのために別の職場に転職をしました。
以前勤めていた職場で教えてもらった業務内容。
また、自分が専属で任されることになった仕事で築いたスキル。
これらは転職先での仕事にも大きく反映されています。
人間関係の悩みは始め、本当にどうすればいいのかと迷い、大きな混乱がありました。
今となっては周囲を恐れず、堂々とした、ハキハキした態度でコミュニケーションをとることが1番良かったと思っています。
「怖い。」と悩んで立ち止まり、何も行動しなければ状況の改善には繋がらないと学習しました。
リサさん(23歳 女性 兵庫県 ライター業)、お悩み解決体験談のご投稿ありがとうございます。
職場が変わるという事はとても大きな変化ですよね。
その際に良き理解者の存在は職場環境においてとても重要です。
悩みやストレスを共有できる方がいれば、苦しみや不安も大いに軽減出来る事でしょう。
リサさんの場合は自身の不安を素直に受け止めて、心境を素直に語れた事。その過程があったからこそ職場の先輩と分かり合えたのでしょう。
それはきっと自分をさらけ出す行為、その勇気をリサさんが持てたことが大きな要因なのでしょうね。
「怖い。」と悩んで立ち止まるのではなく、迷わず行動へと実行できる人間。
それはきっと今の現代社会においてとても重要で、必要な事なのかもしれません。