様々な人がいるPTAでは能力差があってやり辛いことが多い
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さとさん(女性 40歳 岡山県)から投稿いただいた「お悩み解決体験談」です。
子供を持って小学校に上がると、親の仕事として増えるのがPTA役員という仕事です。
PTA役員は意外と気を付けることが多く、正しい認識を持たないといけないとさとさんはいいます。
まず、第一に専業主婦の方もいれば、働いている人も大勢いるということです。
色々な立場の人が集まるところだからこそ、色々な価値観の人と出会うことになります。
そんなPTAのノウハウをさとさんが語ってくださいました。
子供が生まれた以上、どうしても避けては通れないのがPTA役員です。
暇がある人こそが輝ける、いかに子供の事(自分の子)のために考えて動けるかという人の集まりというイメージです。
しかし、実際には専業主婦は少ないです。
仕事している人も多いです。
ですが、皆仕事をしていると思って、「自分と同じ状況」だと思い込むのは危険です。
PTA役員は色々な人がいるのでうまく付き合う必要がある
仕事も色々な仕事の人がいます。
バイト感覚の人から国家公務員までいるので「すべてが自分と同じ感覚」だと思うのは危険です。
私はフルタイムですが、バイトの人に気を使って合わせていたらいつの間にかバイトの人に小ばかにされる立場となりました。
そう、いつでも休めるような簡単な仕事だと思われていたのです。
バイトの人にできる役員の仕事は限られてきます(バイトの内容にもよりますが)。
なぜなら、頭を使わない簡単な仕事しかできないからです。
だからと言ってあからさまに馬鹿扱いすると、バイトの人は暇なのであの手この手を使って悪巧みを始めます。
しかも自分の感覚が世の中の正解だと思い込んでしまっているので、とても厄介です。
いつまででも邪魔をしてきます。
役員は「この暇な人たちとどう付き合っていくか」というのが一番のテーマであり、役員の仕事自体は簡単な物しかありません。
「暇な人達」をどう扱うかがPTAでは重要だったりする
暇な人たちが沢山いれば、暇な人たちの手を煩わせないように暇な人たちを立てるように動いていくのがベストです。
暇な人たちが少なければ、役員はスムーズに動いて行くでしょう。
いつでも厄介ごとを持ち込んでくるのは暇な人たちです。
暇な人たちが少なければ、自然と暇な人たちはすることが無くなるからです。
そこで、「私も役員の仕事をさせてください」と言う人がいれば、先生の目に付く、生徒たちの目に付くような所だけさせていれば暇な人たちは満足します。
そこで「普段何もしてないくせに」という気持ちが出るのは暇な人たちと同じです。
フルタイムはとにかく時間が限られているので、さっさと済ませてしまいたいのでそういう自分の不平不満に蓋をした方が早いのです。
ある程度の割り切りを持ち、任務を全うすればいいだけの話なのです。
しかし、もうひとつ問題があります。
PTAに集まる人たちは他人の家の様子を詮索する人が多い
それは役員の仕事をしていく上での雑談です。
暇な人たちはとにかく人の家の事が知りたいので、雑談に花を咲かせます。
雑談を適度に切り上げつつ、自分の家の事はあまり話さないようにしなければ、その人たちの間でいつまでも記憶が更新しないまま、永遠に記憶として残されて行きます。
こればかりは、母親だけでなく父親も子供も巻き込まれてしまう事になります。
たとえば、平日に父親が有給を取って役員の仕事を手伝ってくれたとします。
すると「平日に休める人なんだ」「簡単に仕事を休むのね」
「シフト制(しかも底辺の)のお仕事なのね」「うちとは違う」
と永遠に記憶されるのです。
何度も言いますが彼女たちは記憶の更新ができないのです。
一度付いてしまったレッテルは二度と外れないと心得ておきましょう。
なので、雑談もほどほどに、すぐに学校の話などに切り替える方がいいでしょう。
何も無ければ、「他のクラスはどんな感じ?」「他の先生は宿題とかどうしてるの?」
など、本当にどうでもいいことを投げかけると、永遠に考えながら勝手におしゃべりしてくれるのではないでしょうか?
PTAをやる上で一番意識したいのがお付き合いの仕方
役員で一番大変なのは、役員の仕事ではなく「暇な人とのお付き合い」であるといっても過言ではないでしょう。
暇な人のペースに合わせて、暇な人の段取りもレジュメも何もない話を割り切って聞いてあげるのが一番の苦痛でしたが、私は頭の中で他の事を考えながら乗り切っていました。
役員は子供のためにするものです。
結果の出ない暇な人のお付き合いに付き合うものではありません。
「お付き合い」が一番大変だと肝に銘じておきましょう。
これでPTA役員の仕事は解決できます。
さとさん(女性 40歳 岡山県)、お悩み解決体験談のご投稿ありがとうございます。
専業主婦の方からアルバイトやフルタイム等、色々な立場の人が集まって何かをする場所というのは少ないかもしれません。
だからこそ、それが最も顕著なPTAという環境では立ち振る舞いにも気を付けないといけないということでした。
アルバイトの方だから仕事ができない…、と決めつけるのは良くないとは思いますが、仕事の能力の差はやはりあるでしょう。
しかしPTAという特性上、仕方がないことかもしれません。
あまり偏見は持たずに、しかしながらその人ができるであろう仕事を振っていかないといけませんね。
何より大事なのは、「色々な人がいる」と最初から思って参加していれば乗り切れるのではないのでしょうか?
辛い事もあるとは思いますが、大切なお子さんの為無理しない程度に頑張っていただきたいです。