主人の両親との付き合いで疲れ果て…

閲覧数:2,069 ビュー 文字数:1821 いいね数:0 0件

主人の両親との付き合いで、毎日がストレスです。

主人と結婚してから3年目になりますが、結婚した当初から不安はありました。

最初に結婚の挨拶に伺った時も、

「子供は絶対に作ってね」とか

「大丈夫だよね?(子供を作れる体かどうか)」

などと踏み込んだ話をされ、さらに、

「うちの近くのマンションに住みなさい。そのほうが子供が出来たときに色々便利だから」

と、もう子供前提の話しかされずに、私自身よりも自分達と孫のための人生設計を強要するような話でゲンナリした事を覚えています。

本当はしばらく子供を持たずに共働きで、夫婦二人の生活を楽しみたかったのですが、主人の両親の強いすすめで、近所のマンションに住むことになり、仕事もやめるように言われました。

専業主婦になると、「仕事があるので」と言い訳も出来ず、頻繁に実家に来るように催促されるようになりました。

ほぼ毎日、主人の実家に行き、家事をし、夕飯を一緒に食べます。

私と同じ時期に結婚した友達に打ち明けると、そこまで両親の言うことを聞くことはないと、断る時があってもいいんじゃないかと言われました。

でも、実際には難しいです。

例えば「今日は実家に行けません」というと、「どうして?」と「その用事は大切か?」と「早く帰れないのか?」と事細かく追求されるので、結局言い訳が面倒になり、

結果「行きます」と言わされるのです。

去年、(主人の両親が)念願の子供が出来、さらに事態は悪化したように思います。

毎日子供をつれて実家に通い、実家に着くと子供をとられます。

子供を預けて出かけられるなら、まだ気晴らしも出来るし助かりますが、子供を人質に取られるようにしてこき使われます。

主人に「もう疲れた」と訴えても、あまり真剣に取り合ってくれず、何もなりません。

精神的にも肉体的にもボロボロになり、このままだと壊れてしまうと思い、家出を決意しました。

クレジットカードと通帳だけを持って、巣鴨に向かいました。

巣鴨には、女性限定で安く泊まれるシェアハウスがいくつかあると昔聞いたことがあったからです。

主人や主人の両親からの連絡が何度もあったので、途中からは携帯の電源を切って行動することにしました。

巣鴨につくと、電話で連絡していたシェアハウスのオーナーに迎えられました。

一日2000円という、かなり安い金額で泊まれるシェアハウスは、キッチンとお風呂とトイレが共同で、寝室は個室でした。

壁は薄く、隣人の電話の声や物音が気になりましたが、久しぶりに自分の時間を過ごしているという自由さがあり、ホッとしました。

久しぶりにゆっくりできたと思うと、自分が哀れになって涙がでてきました。

子供と主人をおいて、通帳だけ持って出てくるなんて、自分がそんな行動に出れるとは思ってもみなかったし、おそらく回りもそう思っていたと思います。

今頃は家はパニックになっているだろうと、もうこのまま帰れないかもしれないと、帰ったとしても離婚することになるかもしれないとボンヤリ考えました。

そのシェアハウスには2週間ほど滞在しました。

毎日近くの定食屋さんに行ったり、コンビニでお弁当を買って食事しました。

料理を全くしないのは久しぶりでした。

2週間たって、そろそろ家に帰ろうと思いました。子供のこともあるし、離婚をするにしても話し合いをして、どんな形であれ、先に進まないといけません。

家に戻ると、主人が待っていました。

怒られることを覚悟していましたが、「今まで辛い思いをさせて悪かった」と、泣いて謝られました。

主人の両親も、私の家出に最初は怒っていましたが、2週間の間に色々と考え、今では反省していると主人から聞きました。

今では週に1回だけ主人の実家に行くことにしています。行くのがつらいときは「今日は無理です」とはっきり言うようになりました。

もちろん、無理に来いとは言われなくなりました。

もう主人の両親も無茶を言うことはないと思います。

口論するのが苦手な私は、家出という行動で意思表示をして解決できました。

同じような悩みを持つ方の参考になればいいと思います。