一重瞼のコンプレックスを営業という仕事が解消してくれた
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ふくださん(39歳 男性 栃木県 無色)から投稿いただいた「お悩み解決体験談」です。
一重瞼をコンプレックスとしていたふくださん。
青年だった当時はお金もかかり、また手術の為の決意も出来ないでいました。
しかし転職をきっかけに、まずは外見だけではなく内面から磨きなおす事を決意するふくださん。
その事によって少しづつ変わりゆく容姿への自意識と周囲との人間関係。
一体彼はどうやって自身のコンプレックスと向き合うことに成功したのか。
ぜひこちらの体験談で結末を確かめてみてください。
私は一重瞼で、普通にしていても睨んでいる様に見られる程です。
それがずっとコンプレックスで、高校生になる頃には整形手術を受ける事を考えていました。
しかし、学生の私には、当時10万円以上した手術費用を払う事は難しく、悶々とするだけで諦めていました。
その代わりに、眠っている間に二重瞼になれる美容グッズなど、いくつも試しましたが効果はありませんでした。
人と接する際、一重瞼が気になり過ぎて、目を見られたくない、だから人と話したくないとなってしまいました。
こんな私が女性にモテるはずがないと、女性と話す時は家族とコンビニの店員さんだけの様な生活でした。
10代、20代の一般的には楽しい時代は、私の人生の中で一番暗い時代でした。
徐々に変わる世の中、ふくださんは手術を決意
私が30代になった頃、世の中は変わりました。
整形手術の費用は随分下がり、整形手術を受ける事がそこまで大事でなくなっていました。
自らカミングアウトする芸能人も出てきました。
ずっと悩んできたクセに、この様な時代の後押しがあっても、私は整形手術を受ける選択を出来ずにいました。
ネットでいろいろな体験談などを見て回っていると、ある記事が私の目に飛び込んできました。
エリート営業社員の中には、取引相手に好印象を与える為に整形手術を受ける人もいるという記事です。
衝撃を受けたのと同時に、これなら社会的に許される言い訳になると思い、30代にして整形を決意しました。
整形手術を受ける為、長い間働いていた事務職から営業職へ転職する事にしました。
前の職場にも転職先にも本心は言えませんでしたが、特に苦労もなく今の職場に入社する事が出来ました。
私のシナリオでは、営業職である程度結果を出し、更に大きな成果を得る為に整形手術を受けるという流れでした。
全くの未経験だった私は、仕事に活かす為にと、心理学や印象操作なども勉強しました。
見た目も大事だが、声のトーンや話すテンポ、自身のありそうな態度で臨む事が重要だと学びました。
また、勉強を進めていく内に、人間は興味の無い事は全く気にならない事、男性と女性の好き嫌いの判断の違いなども知りました。
これが事実なら、今まで私が気にしていた一重瞼は、他人からしたらどうでもいい事で、女性にモテない理由にはならないという事です。
すぐには信じられませんでしたが、自分のまわりに当てはまる事例が多数あり納得しました。
強面でも笑顔がかわいい部長、同じ一重瞼でありながら相談しやすい優しい雰囲気の課長、美形ではないものの楽しい会話でモテる同僚などです。
女性社員を見ても、男性からしたら大した違いが無い様に感じる事を気にしていたり、自分の魅力に気付かず自身が無い様子などが見て取れました。
それからの私は、見た目以外の所で好印象を演出する様に努めました。
まずは内面から変化を、そして結果は徐々に現れ始め…
効果はすぐにあらわれ、取り先と上手くコミュニケーションが取れる様になり、結果が出る様になりました。
それに伴って、社内での評価も上がりました。職場のパートの女性から告白されるという、思いもよらない事も起こりました。
考え方が変わった事で、コンプレックスを克服出来ました。
むしろ、一重瞼で黙っていると怖がられてしまうという自分の悪い所を知っているから、必要以上に気を付けようとなっていると思います。
今では整形手術を受けようとは考えていません。
それどころか、受けなくて良かったとさえ思っています。
見た目だけ整えて、以前の考えのままでいたら、自分は見た目がいいんだと態度に出てしまい、現在評価して頂いている様々な対応が出来ていなかったと思うからです。
整形手術を受ける事は反対しません。
受けただけでは変われない、中身も変える事でより美しい人間になれると言う事は知って欲しいです。
ふくださん(39歳 男性 栃木県 無色)、お悩み解決体験談のご投稿ありがとうございます。
容姿に対するコンプレックスは悩ましい問題ですよね。
一説によると自身の容姿に関してコンプレックスを感じている人間は、男女ともに半数以上とも言われています。
しかしふくださんの例のように内面から変わる努力をしたり、そもそもそこまで容姿を重視していないという人間も増えています。
もしコンプレックスでお悩みの方がいらっしゃるのでしたら、まずは自身の内面から変われるように努力をしてみるのはいかがでしょうか。